妖怪おむすびを開発しよう!|こどもラボ
こどもラボ2018年1ー3月プロジェクト
「むすび家さんと一緒に妖怪おむすびを開発しよう!」
和歌山で大人気のおむすび専門店「 むすび家 」の
オーナー秋山実さんと一緒に進めた共同開発プロジェクトです。
「妖怪電車in貴志川線」というイベントで
妖怪おむすびを実際に販売する為に
1からアイデアを出して作り上げました。
プロジェクトの流れはこんな感じ↓↓↓
目 次
1. おむすびのことを知ろう!
2. 妖怪おむすびってどんなもの?
3. デザインを考えてプレゼンしよう!
4. 試作品の改良点を考えよう!
5. 完成品の価値はなんだろう?
6. 商品名を決めよう!
7. 宣伝を考えよう!
8. 「妖怪電車in貴志川線」イベントで販売しよう!
9. 体験したことを振り返ろう!
1. おむすびのことを知ろう!
おむすびについて知っていこう!
むすび家さんのオーナー、秋山実さん『あっきー』が
おむすびについて教えてくれました。
どんなおむすびが好き?
どの具材がむすびにくい?
これから開発していくために、たくさん質問しました。
新しいアイデアはどうやって思いつくの?
2. 妖怪おむすびってどんなもの?
ようかいってなに?
妖怪おむすびを僕たちはこれから作っていくんだ
1から。いや、誰も見たことがないんだから今は0だよね。
もちろんお店を開くには
買ってもらうお客さんがどんな人なのかを考えて作らないといけない
今回は小学生に向けて。
3. デザインを考えてプレゼンしよう!
予算、時間、サイズ、お客さん、味などの条件を満たしながら
まったく新しいおむすびを作り出す
妖怪をイメージしながら
自由な気持ちで作り出していっていると
だんだんテーマも生まれてきたり
どこが重要で、どこにこだわっているのか自分で説明もする。
プレゼンが決まればカッコイイ!
4. 試作品の改良点を考えよう !
ラボキッズのアイデアを取り入れて
秋山さんが試作品を作ってくれました。
食べてみて、改良点を出し合う
もっと良くなるおむすびのデザインを考えます
独創的なものは何度も考えてやり直していくうちに出てくる気がする。
プレゼンで自分の意見を伝えます。
5.完成品の価値はなんだろう?
アイデアを出し合って改良を重ねたおむすびが完成!!
パチパチパチパチ拍手でお出迎え
できたのを見て、感想はどう?
まずは見た目をじっくりと。
こだわったところはどこ?
どんな風にアピールしたらいいだろう?
そんなことを考えながら、食べてみよう!
6. 商品名を決めよう!
商品名を個人で考えて、グループで発表しました。
思わずワクワクするような名前
妖怪おむすびのコンセプトは
「びっくり」で「おいしい」だった。
そんな商品名って?
たくさん面白い名前が出てきてびっくり
そして、自分がいいと思った名前に投票します。
7. 宣伝を考えよう!
動画CMやインスタグラム、看板などを作り、アピールの準備です。
構図もしっかり考えてカッコイイのをつくろう!
看板はお客さんが買いたくなるようなものを!
この角度で、伝わるかな?
おいしそうに撮れているかな?
8. イベントで販売しよう!
さぁ、いよいよ「妖怪電車in貴志川線」というイベントにて、
伊太祈曽駅にできた妖怪基地で販売です。
販売をする組と呼び込み宣伝をする組に分かれました。
看板を持って、何がどこで売られているか魅力的に伝えます。
大きな声を出して
いらっしゃいませー!
これは、びっくりでおいしい すばらしいおむすびです!!
いかがですかー!
お客さんに渡すときは底に手を添えて、ていねいに。
売り方が素晴らしかったのか、もちろん商品が魅力的だったからか
お店は大・盛・況!!!
すぐに売り切れてしまいました。
9. 体験したことを振り返ろう!
妖怪おむすびは「びっくり!?でおいしい!?目玉三兄弟」という名前で
売り出されました。
色んなデザインを考え、何度もプレゼンをしました。
たかちゃんは最後のラボだったけど、いつもの変わらない
自分の気持ちにまっすぐなプレゼンだったね
1人じゃ面白いアイデアは出てこなかったかもしれない
仲間の意見を聞いて自分も新しいものを出すんだ
うまい!!!
僕らが考えて作ったおむすび
何個でも食べられる!
最後に秋山さんからラボキッズにメッセージをいただきました。
一つは、「やってみよう!」「チャレンジしてみよう!」ということ。
何かを初めてやってみるときは不安になるもの
でも勇気を持ってチャレンジしてみてほしい
失敗してもいいし、間違えてもいい
次に活かせればいいんやから
まずは「やってみよう!」と思ってほしい
チャレンジし続けてほしい
二つ目は、「ありがとう」って気付いた時に言ってみよう。
いつもの当たり前のことでも「ありがとう」って言えたら
お互い気持ちよく過ごせるね
習慣付けばいいな
秋山さんはみんなのアイデアをひとつひとつ丁寧にみて
考えて作ってくれていました。
本当は、全員のアイデアを入れたいんだけれど、、、
と、言ってくださる心優しい方。
子どもたちのアイデアに関心しながら
一緒に開発することを楽しんでくださって感謝しています。
わたし、おかよは実はラボキッズと3ヶ月一緒に
プロジェクトをやるのは初めて。
3ヶ月過ごしてきて思ったことは、今のみんなは
自分のアイデアを出すことをおそれていないってこと。
まずはそこが一歩だと思うんだ。
自分の考えたことを誰かに伝えるっていうこと
変に思われるかな?とか
間違っているかも
みんなと同じじゃないし、、、とか思わず
出しちゃう!
だって、1人として同じ人なんていないから。
同じ意見、アイデアだってあるわけない。
君たちが大人になっていくというのは
正解がない世界に生きていくっていうこと。
どんな変なアイデアだって
1から作り出すなら正解なんてないんだから、
どんどん、たくさん出した方が面白いものになっていく!
そのままおそれず、自分の中の気持ちを出して
伝え続けてほしいな。
その先に、「びっくり!?でおいしい!?目玉三兄弟」のような
新しいモノやコトが世の中に飛び出していく!
ということで、
1−3月のむすび家さんとの共同開発プロジェクトが終わりました。
秋山さん、ご協力いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。
また、
開発した「びっくりで!?おいしい!?目玉三兄弟」は
4月末まで限定でむすび家さんで販売しています。(事前予約必要)
「びっくり」で「おいしい」
そんなおむすび。
ぜひ開発物語と一緒に、味わってください♪
PETERSOXスクールリーダー
おかよ
〜おまけ〜
こどもラボとは?
こどもが「やってみたい!」と思ったことを、プロと協力して形にし、社会に発信する課題解決型教育プログラムです。