我が子に伝えたい!自信が育つコインの法則。
“目立ちたがり屋でいらんことしぃ”
「やったらダメ」って言われたことを
みんなの前でやって困らせ
塾で上のクラスへ行くためにカンニングをし
人が頑張ってるのを見たら大きな声で馬鹿にする
それが小学校時代のぼくでした
「なんでいつも ぼくだけ きらわれるねん」
「だれも見てへんから ズルしてもいいやろ」
「どうせ無理や。あいつにはがんばっても勝てへんし、、、」
結論から言えば
当時の僕には
圧倒的にあるモノが少なかったのです
それは、「コイン」です
コインがほとんどなかったのです
今回はそんな「コイン」の話です
これだけは自信を持って言い切れます
人間という生き物は
コインが少ないと
絶対に成功できないし
絶対に成長できないし
絶対に幸せになれない
さぁ
「コイン」ってなんのことでしょうか?
もちろんお金のことじゃないですよ
「コイン」とは?
「やればできる」という自信です
自分にはいいところも悪いところもあって
それを全部ひっくるめて
自分で自分を何点って点数をつけるか
自分をどれだけ肯定できるか
それがコインの意味です
コインの枚数が多いか少ないかで
人間の人生の幸福度が決定します
人生の幸福度が決まる?
もう少しわかりやすく説明すると
こういうことです
今から僕とジャンケンをしましょう
ジャンケン勝負からわかる コインの法則
勝負は3回です
あなたはコインを1枚持っています
僕にじゃんけんで1回でも勝てば
1万円相当の欲しいものをプレゼントします
でも、負ければあなたはコインを1枚失います
コインが0枚になれば
100人の前で一発芸をしなければなりません
勝負をするかどうかを決めるのはあなたです
さぁ挑戦するのはだれだ?
3,2,1!!!!!!
あれっ誰もいない 笑
確かにそうですよね
負けた時のことを考えれば
少し気が進まないですよね
じゃーこれではどうでしょう?
さきほどはコインは1枚しかありませんでした
でも今回はコインを100枚持っているとしましょう
ルールはさっきと同じです
勝ったらプレゼント
負けてコインが0枚になったら罰ゲーム
3回負けたとしてもコインは3枚失うだけで
0枚になることはありません
ということは負けても
罰ゲームはないということです
さぁ挑戦するのはだれだ?
3,2,1!!!!!!
これならほとんどの人が勝負するでしょ
負けたとしても痛みはないんですから
失うものはなにもないとわかっていたら
人間は簡単に前に進めるのです
このように
コインをたくさん持っていたら
負けを恐れず
どんどん挑戦できる
失敗しても気にしない
すぐに起き上がって頑張れる
そして
自分にはコインがたくさんあるから
友達のコインが増えても
うらやましいって思わへん
おめでとうって
こころから祝福できる
頑張ってるところを応援できる
これがコインの法則です
小学校時代の僕は
コインがとっても とっても少なかった
中学受験をしたのは
みんなからすげーって言われたい
そうなれば自信がつくから
塾でカンニングしたのも
上のクラスに行って
親に褒められたい
みんなにすげーって言われたいから
クラスで変なことをして目立ちたかったのも
あいつはすごいって
みんなに認められたかった
(写真右下 小6のおかっち)
コインが少ないとそうなる
自分を肯定して生きるために
ねじ曲がった行動をするようになるのだ
そうせざるを得ない状態になるのだ
だから
「なんでそんなことをしたの!!」
って怒られても
困ってしまう
だってこっちは
悪いとわかっていても
ダメだと思っていても
そうしないと
生きていけないんだよ
わかってくれよ
やるしかないんだよ
ってこんな気持ちなんです
コインが少ない子は
だからこの子には罪はない
ただコインが少ないだけなの
これがコインの法則です
コインは多ければ多いほど
自分の人生を楽しく幸せに生きることができる
みなさんのお子さんはどうでしょう?
コインをたくさん持っていますか?
せっかくなんで
ちょっとチェックしてみましょう!
下記の質問にいくつあてはまりますか?
コインの法則 [チェックテスト]
コインが多い子も少ない子も心配いりません
コインは今からでも
増やすことかできるからです
人生をめちゃくちゃ豊かにするコインを
増やしたいって思いますよね?
そう思って頂けた方だけ
この先を読み進めてください
ここからが本題です
コインを増やすための
3つの習慣を紹介します
コインを増やす 3つの習慣
1. 自分のいいところを見つけて、ひたすら褒める
100点取った!一番になった!優勝した!
そういう「結果」はいい所として見つけやすい
でもほんとに大事なことは
結果が出なくても
失敗したとしても
負けたとしても
どんな状況でも
いい所を見つけるということ
これが難しい
これが出来たら
いつでもどこでもコインを増やせるんです
注目するべき点は2つです
いいところを見つける2つの工夫
①過去の自分と比べる
あいつに負けたけど
前の試合よりもたくさん点が取れた
100点取れなかったけど
漢字をたくさん覚えられた
失敗したけど
緊張せずに落ち着いてプレーできた
他人と比べない
過去の自分と比べる
自分が進化した所を見つける
②結果を出すまでの
「準備」「プロセス」「変化」
に焦点を当てる
そうすれば見えてくるから
————
「おれなんか 一つも いいところないもん」
コインがあんまりない人は
こんなことを言う
それは違うの
ただ単純に
そういうメガネをかけてしまってるだけねん
悪いのはメガネ!?
ピンク色レンズのメガネをかけたら
ぜんぶピンク色に見える
青色レンズのメガネをかけたら
ぜんぶ青色に見える
悪いところしか見えない
真っ黒レンズのメガネをかけたら
真っ黒で悪いところしか見えない
良いところも
素敵なところも
美しいところも
ぜんぶ真っ黒で
悪く見えてくるんだよ
ただそれだけのこと
だから世の中が全部真っ黒に見えたら
それに気づいて
まずはそのメガネを外すねん
そして
いいところしか見えないメガネをかけて
いいところしか見つけない!
って決めてしまうの
ただそれだけのこと
その瞬間
世界はそれまでと変わって見えるから
驚くほどに美しく
楽しい世界に
2. 信じてくれる人を見つける
心理学的に
「人間は期待通りの成果を出す傾向にある」
と言われています
僕のカンニングの話です
進学塾でどれだけ努力して頑張っても
上のクラスへ行けなかったのだが
ある日
めっちゃ頭の良い子の答案をカンニングして
上のクラスへ行くことができた
カンニングでほんとに成績が上がった !?
「大ちゃんはやればできる子ね」
「しっかり勉強した成果が出たじゃないか」
「上のクラスいいな〜すごいな〜」
って
親からも先生からも友人からも認められ
みんなに「頭のいい人間」だと思ってもらえた
そうしたらあら不思議
6ヶ月後カンニングをしなくても
上のクラスの成績を取ることができた
「やればできる」と
自分を信じてくれる人のそばにいると
セルフイメージが上がって
「自分はできる人間なんだ」と思い込み
ほんとにできるようになっちゃうのです
やればできるで、ほんとにできる!
だから
あなたのことを信じてくれる人
期待してくれる人
応援してくれる人
そんな人を見つけて
大切にしてほしい
そして
ひたすらそばにいる
ただそれだけで
チャリン チャリンって
コインが貯まっていくから
僕もそうだった
学校では嫌われ
いじめられ
居場所がなくなり
学校へ行くのがほんと辛くなったそんな時
最後の最後で耐えることができたのは
お母さんがいたからだ
自殺を止めた 母の言葉
「大ちゃんはほんと頭がいいね」
「やさしくてみんなから人気者だね」
「すごい人になるから一緒に頑張ろう」
なにがあっても自分の味方をしてくれるし
全力で応援してくれる
僕を信じてくれていた
たぶん、お母さんがいなかったら
もうこの世にいなかったかもしれない
この世に生きていても意味がない
僕なんか死んだほうがいい
生きることが
朝起きることが
ほんとに苦しかったのだから
辛かったのだから
死んで遺書を残して
いじめてるやつらに復讐しよう!
って何度考えたことか
死ななくてよかったよ
いまこれだけ毎日が楽しいんだから
辛かった時期を支えてくれたお母さん
そして、家族のみんな
ありがとう
逆にこういうことも言える
信じてくれない人から離れる
信じてくれない人は危険!?
「どうせ無理やで」
「思った通り失敗したわ」
「そういうところがダメやねん」
こんなことを言う人が近くにいませんか?
とても危険です
一緒にいればいるほど
どんどんコインが減っていくから
だから
できるのであればその人から
離れてください
離れていいんです
離れてもいい、その人から!
時速350kmの新幹線が
あなためがけて突っ込んでくる
「おれが新幹線を止めてやる!」
ってなにがなんでも
向かってくるものに
立ち向かわなくていいんです
大怪我するでしょ
一歩離れるんです
そうすれば心地よい風を感じるくらいですむ
我慢しなくいいし
無理しなくてもいい
離れてもいいのです
逃げてもいいんです
その悪魔から
3. スモールウィンを積み重ねる
スモールウィン
それは小さな成功
ちっちゃな成功を積み重ねていくことが大事
ちっちゃいことでいいねん
自分が絶対にできることを目標にする
それだと達成できるでしょ
達成するたびにコインが貯まっていく
大きい夢や目標を持ってはいけないの?
いいに決まってるよ
大きい目標だと
ワクワクするからね
想像するだけで力が湧いてきて
辛いことにも耐えられる力になる
「オリンピック選手になる!」
「甲子園へ行く!」
「県の代表になる!」
大歓迎さ
ただ大きい目標を立てたあとに
してほしいことがあるんだ
それは目標までの道のりに
階段をつける
自分の足が届く段差のステップです
自分のお口に入るくらいの大きさです
例えばこういうことです
マンションの10階にバスケットゴールがあって
そこにシュートをいれるのが目標!
大きすぎる目標は、やる気を奪う!
これだとほとんどの人が
5分ぐらいシュートをうってみて
「もういいわ」って
諦めてしまうだろう
理由は簡単
ゴールが高すぎるからです
手が届かなすぎると
絶対無理やしって
やる気がなくなってしまうのです
だから
高い目標を立てたら
階段をつけることが大切です
目標を食べられる大きさに
まずは目の高さにゴールを設定する
これだとみんな挑戦するし
そして達成できる
次は、手を伸ばしたところ
次は、マンションの1階と2階の間
次は、マンションの2階
っていう感じで少しずつゴールを高くしていく
そうすれば手の届く目標に向かって頑張れるし
目標を達成すればコインが増える!
「ぼくは頑張ればできるんだ!」
「ぼくは頑張れる人間なんだ!」
「もうちょっと頑張ってみよう!」
ってなってくる
苦しいことがあっても立ち上がれる
まとめると2つです
小さくてもいいから
達成する回数が大事
そして、達成したら
頑張った自分にご褒美しよう
(妻にワイヤレスヘッドホンをプレゼントしてもらって満面の笑み)
以上です
今日からできるコインを増やす3つの方法を紹介しました
最後のメッセージ
こどもに関わっている大人の一番の仕事は
こどものコインを増やすことだと考えています
「やればできる」
「きみはやれる人間だ」
と無条件に信じ
いいところしか見えないメガネをかけて
これまで進んできた「進歩」に気づかせてあげる
よくここまで来れたね!
大丈夫だよ!
一緒に前に進もう!
と全力で応援し
どんなことがあっても味方になる
「やればできる」と大人が思うだけで
こどもは本当にできるようになるのです
我が子のことを「やればできる」と思えないのは
こどもの問題ではなく
大人の問題です
こどもを信じれるように
いいところしか見えないメガネをかけて
見る角度を変え 視点を変え
気持ちに余裕が持てる時間を作って
ふ〜〜〜ってリラックスして
たくさんいいところを見つけましょう
そうしたら
今まで真っ黒だったところから
その子にしか持っていない
素晴らしい可能性に気づけるはず
そう信じています。
やればできるで
ほんとにできる
すこしずつ
そして、一歩ずつ
できることから
一緒にやっていきましょう。
PETERSOX 代表
ミスターおかっち
*このコラムは、2018年6月17日に開催されたMr .おかっち独演会のトーク内容を抜粋したものです。
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