和歌山の「はたらく」を知る本をつくろう! | こどもラボ
こどもラボ9ー12月プロジェクト
「和歌山のはたらくを知る本をつくろう!」が終わりました。
「なんでここで店をやっているんですか?」
「商売をしていて大変だなって思うことはなんですか?」
「お店が長年愛される秘訣を 教えてもらえますか?」
和歌山で働く大人と対話することを通じて、和歌山の魅力を発見し、「はたらく」を自分ごととして考える機会を提供したい!
そのような想いで、このプロジェクトを企画しました。
本を作るのは、僕も初めてなので、書籍を出版しているフリーライターの前田有佳利さんと相談しながら、プロジェクトを組み立てました。
プロジェクトの流れは、
こんな感じです↓↓↓
目 次
1. はたらくってなんだろう?
2. 取材したい店を見つけよう!
3. インタビューすることをまとめよう!
4. インタビューする時に大事なことを考えよう!
5. インタビューの練習をしよう!
6. お店に行ってインタビューしよう!
7. インタビューしたことを記事にまとめよう!
8. 体験したことを振り返ろう!
1. はたらくってなんだろう?
はたらくというのは、おかねをかせぐこと
お客さんによろこんでもらうためにがんばること
答えはひとつじゃない
いろんな人の考えを聞いて
自分の中でしっくりくる「こたえ」を見つけたらいい
2. 取材したい店を見つけよう!
みんなでまちを歩き、話を聞きたい店を探しにいきました。
地図を確認しながら、まちを歩こう!
気になった店があったら、メモしよう!
なんで気になったのかも、書いておこうね!
和歌山はあんまり好きじゃない!
だってあんまりおもしろいもんないもん
本当にそうか?
自分の目で確かめてみよう。
決めつけるのはまだ早いさ。
3. インタビューすることをまとめよう!
どんなことを質問したらいいか意見を出し合いました。
きみたちが、本当に知りたいことはなんだ?
4. インタビューする時に大事なことを考えよう!
営業しているお店で取材する時のルールを考えました。
お店にいる時に注意することはなんだろう?
相手の立場に立って考えることが大切です。
当たり前だけど、実際に自分がやるのは難しい。
こどもラボでは、そんな当たり前のことを実践の中で身につけていきます。
5. インタビューの練習をしよう!
お店に行く前にインタビューの練習をしました。
なんでこどもラボに来てるんですか?
知っている人同士だったら、すこし照れるけど、
本番だと思ってやってみよう!
バスケットボールを始めたきっかけはなんですか?
見えない部分もしっかりと聞くんだ。
ふかく、ふかく。
6. お店に行ってインタビューしよう!
ここまでの準備期間1ヶ月。
いよいよお店にお話を伺いにいきます。
[山為食堂 (飲食店)]
どうやったらおいしいラーメンをつくれるんですか?
[本屋プラグ]
どうやって店の本を選んでるんですか?
まちのプロフェッショナルから、
はたらくについてたくさんの意見をもらいました。
[山本のタネ (種苗商)]
タネは生きているんだよ
こどもが自分で食べているものに興味を持って、
農業に興味を持ってくれたら嬉しい。
[わかやま新報(日刊新聞)]
自分が住んでいる町の情報をたくさん知れて、
困っている人がいたらその情報を提供することで、
助けることができる。そうすれば「ありがとう」って感謝されるんだよ。
聞いてる方も本気。
なにを感じたんだろう?
この体験が彼らの人生にどのように影響するんだろう?
とても楽しみです。
7. インタビューしたことを記事にまとめよう!
最後のミッションです。
自分が聞いたことや体験したことを文字と絵で表現しよう!
どういう風に書いたら伝わるかな?
心に残ってることを、イラストにしよう!
8. ふりかえり
体験したことをみんなで振り返ろう!
はたらくのは、楽しいことだと思いますか?
いろんな意見がありました。
「好きな人とはたらいているから、たのしいと思う」
「仕事によると思う。ぼくはびんぼうにはなりたくない」
「お金がたまって好きなところへ行ける」
「みんな働いている人が笑ってやっていたから、たのしいはず」
ゲスト講師前田さんも、プロジェクトの中でラボキッズにメッセージを伝えてくれました。
一番きみたちに伝えたいことは、
であうものを知ろうとする
であうものを大切にする
じぶんの好きをみつける
ことです
自分のやりたいこと
自分の得意なことを強くして
だれかの「ありがとう」につなげていくと、
仕事になるんだよ!
おかっちも同感です
誰でも嫌いなことはやりたくないし
興味がないことは知りたくもない
だから、自分の気持ちに正直になって
気持ちが動いたその瞬間に
一歩踏み出してほしい
そう願っています
めっちゃ早いスピードで時代は変わっている
AIやロボットが進化し、人間は人間にしかできないことを見つけ
仕事を作らないと生きていけない時代はもうここまできている
人生をどのように生きるか?
もちろん、答えはひとつじゃない
いろんな人の考えを聞いて
自分の中でしっくりくる「こたえ」を見つけたらいい
「おもしろそう!」
「やってみたい!」
心が動いたその瞬間に
一歩踏み出してほしい
自分の意思で踏み出した一歩に
間違いはないと僕は信じている
おもむくままに、飛び出そう
教室を抜け出して、冒険だ
未来は、どこまでも輝いている
ということで、
準備期間含めて半年のプロジェクトが終了です。
取材にご協力いただいたお店の皆様、
ゲスト講師の前田さん、
本当にありがとうございました。
本は本屋プラグ(和歌山市万町4)、TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店、PETERSOXで販売中です。オンラインストアでも購入できます!
たくさんの人に手にとって読んでいただきたい。
和歌山はなんもなくない!
そう思います。
まちなか実験室こどもラボ 総監督
Mr.おかっち。
〜おまけ〜
出版記念トークショー&サイン会(2018.4.29)
将来自分が働いている姿を描こう!
おったまげ〜〜
るんるん♩
らんらん♩
[山為食堂(ラーメン店)]
[出来助本店(鉄砲火薬店)]
[三浦商店(自転車屋)]
[福豊梅(梅店)]
[駿河屋(和菓子店)]
[石窯ポポロ(飲食店)]
[本が届いた!]
こどもラボとは?
こどもが「やってみたい!」と思ったことを、プロと協力して形にし、社会に発信する課題解決型教育プログラムです。