プロのカメラマンと 映画をつくろう! | こどもラボ
こどもラボ2019年4ー6月プロジェクト
「プロのカメラマンと映画をつくろう!」が終了!
短時間で様々な展開が繰り広げられる映画。
面白かったり泣けてきたり、
そんな心動かされる映画や観ていて楽しい映画は
どうやって作られているのだろうか。
今回は和歌山青年会議所からの支援を受けて、
プロのカメラマンと協力し
映画を作っていく中で
”思いを言葉にして相手にわかりやすく伝える”
難しさの壁に何度もぶつかりながら
一つの物語を作り上げていきました
目 次
1.コアメッセージを読み取ろう!
2.伝えたいメッセージを説明しよう!
3. ストーリーを考えよう!
4.映画撮影に必要なモノやコトって?
(カメラマンの仕事について聞いてみよう!)
5. プロのカメラマンと映画を撮影していこう
1.コアメッセージを読み取ろう!
映画だけでなくCMなどの動画には
作った人の伝えたいメッセージが隠されている。
まずは”誰に”向けて”どんな”メッセージを伝えたいか
そんなコアメッセージを読み取る練習から始めます。
CMやPV、アニメやドラマなど色々な動画を見て
どんなコアメッセージが隠されているか
読み解いていきます。
そして受け取ったコアメッセージををみんなで共有します。
動画でのコアメッセージの伝え方は様々
歌にしてみたり、踊ってみたり、
表情や風景を利用したり、
インパクトある言葉で惹きつけたり、
キャッチフレーズがあるとわかりやすいのかな
いろんな工夫の仕方がありました。
2.伝えたいメッセージを説明しよう!
では自分たちは誰に向けてどんなメッセージを伝えたいのかな…
コアメッセージの2つのポイント
・”誰に”
・”何を”
伝えたいのか考えて書いてみます。
”何を”伝えたいのか?
楽しいことやすごい発見
僕しか知らないこと、みんなに知ってほしいこと
伝えたいことはたくさん出てきました。
ではそれを”誰”に伝えたいのか?
…みんなに伝えたい!
世の中にはいろんな人がいて
一つの手段で全ての人に伝えることは難しい。
みんなの中でも特に子供たちに!
子供たちの中でも特に小学生に!
小学生の中でも特に授業が面白くないと思っている小学生に!
など、一番伝えたい”ターゲット”を絞って具体的に落とし込んでいきます
なぜこのコアメッセージにしたのか
自分の伝えたい内容を理由と共に発表します。
そして一番いいと思ったコアメッセージを理由と共に発表します。
手をあげて自分の意見を発言する。
反対意見もたくさん飛んでくる。
それでも妥協せず自分の考えを言葉にして投げ返す。
なぜそう考えたのか、理由を添えて。
しかしなかなか意見がまとまりません、、
小学生に
危険生物の危険性を伝えたい…
足が速くなる方法を伝えたい…
そんな時、
異なる意見の中にも共通する考えがあることに気づきます。
”どちらも学校では教えてくれないけど知っていると役に立つことだよね!”
みんなからのイイねの拍手。
全員が納得するコアメッセージが決まりました。
さらにそれをどうやって伝えていくのか、
これからの映画制作の中で学んでいきます。
3. ストーリーを考えよう!
ストーリーがどのように構成されているか、
簡単な絵本を例にとって考えます。
「なぜこの本を最後まで飽きずに読めたのかな?」
起承転結、
ストーリー構成の一つの考え方があるんだ。
「”転”で予想もしない出来事があるから話が面白くなっていたんだ!」
いつもは気にしたことのなかった話の展開の仕組みについて
初めて分析してみました
早速実践。
ポイントを意識しながら4コマ漫画風に絵コンテを作る。
グループで意見交換してさらに伝えたいことを何度も声に出す
案外イメージを言葉にして伝えるのって難しい
小学生に学校では教えてくれない、役に立つことを伝える
というコアメッセージのヒントから
色んなストーリーのアイデアが生まれました。
そして内容は多数決だけで決まる訳ではありません。
もっとこうした方がいいと思うことに対して
大人も子供と同じ立場で意見します
いいと思った人の意見も自分の言葉にして賛同の意見を言う。
多数決の時に票が少なかったとしても関係ない。
みんなの納得できる”イイね”をもらったストーリーが採用されました。
4. 映画撮影に必要なモノやコトって?
★プロのカメラマンに直接話を聞きました★
Q1.具体的にどんなお仕事をしているんですか?
A1.映画も撮るけど、会社のPR動画を作ったり結婚式の写真をとったり…
幅広い場所で活躍されているんですね。
Q2.お仕事をする上で大切にしていることはありますか?
A2.大切にしてることは2つあって
・1つめは人の話を聞くこと。
・2つめは自分がしたいことを伝えること。
この2つは特に大切にしていて、
人がどういう思いを持っているのかを知っていると
より良い写真や動画が撮れます。
そして自分もしたいことを伝えて納得いく写真や動画を作ります。
プロのカメラマンに質問できる貴重な時間を過ごしました。
さて、ストーリーができてもすぐに映画の撮影には取りかかれません。
映画に出てくる登場人物の役や、そのセリフ、
どんな場所で、どんなシチュエーションで、どんな演技をするか、、
衣装や小道具など、必要なものや考えることはたくさんあります。
リーダーを中心に話し合って
実際に演じてみて臨場感ある状況でセリフも考えていく。
それも全力で。
何度も考え直して
やっとできたセリフを読み直して
これで伝えたかったことが伝わるかな、、
役と必要な小道具も決まったので次からいよいよ撮影ですね。
5. プロのカメラマンと映画を撮影していこう!
さて、今までストーリを作るまで
たくさん時間を使って何度も考え直してきました。
しかし、プロのカメラマンと一緒に撮影できる時間は
限られています。
限られた時間の中で完成させるためにはどうしたらいいのかな
次に何をしなくちゃいけないのか、
自分だけが楽しければそれでいいのか、
考えて動かなくちゃいけない場面がたくさんあります。
そして撮影開始、
はじめのうちは少しカメラが気になってしまいます
撮れたものを確認して
オッケーが出ると嬉しいね。
次は場所を変えての撮影だ。
いつもより大きな声ではっきりと喋らないと
セリフが聞こえづらい。
シーンを細かく区切って何度も発声練習。
だんだん外での撮影にも慣れてきました
そして撮影最終日、
いつも以上に集中し
アドリブを交えながら、より良い映画を作っていきます
役になりきり、セリフにも力が入ります
一人が迫真の演技をすると周りのやる気にも拍車がかかり
気がつけばラストのシーン。
時間は限られているけど
妥協せず同じシーンを何度も繰り返す
やっぱり最後まで諦めたくないもんね。
そして全ての撮影が終了。
映画を作る中で学んだこと、
出来上がった映画は登場人物しか見えないけど
実はそれを影で支えている人がたくさんいるんだ。
見えていないけどやってみると見えてくることがたくさんある。
どんな役をしても自分が学びや発見の主人公となればね。
撮影終了、お疲れ様でした!
完成した映画をみるのが楽しみだ!
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