ライフスキル検定試験(バスケ)
本日は、バスケットボール教室のライフスキル検定試験(LEVEL1)でした。
○Mr.おかっちと小学3年生の男の子の会話。
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ルールはなんのためにあるの?
ルールがなかったら、ぐちゃぐちゃになるから?
ぐちゃぐちゃってなに?
ぐちゃぐちゃって、、、バスケットボールができなくなる。おもしろくない。
なんで面白くないの?
だってルールがなかったら、だれでもかんたんにシュートはいるやん。
シュートはいったら面白いやん。
おもしろいけど、、、でもみんなはいるやん。
みんなはいったら、ハッピーなんちゃうん。みんなでハッピーになるってよいことじゃないの?
、、、でもルールやぶられたら、はらが立つし、練習のやる気がなくなる。ともだちが、3ぽいじょう歩いたらせこいっておもうし、なんかつっこんできたら危ない。
ルールを破る人がいたら、イライラするし、むかつくし、やる気なくなるんだね。安全にスポーツ楽しめなくなるんだね。
そう。
じゃーなんでルールを守らないといけないんだろう?
みんながたのしくなるために。へいわになるため。けがしたくないし。
自分だけ楽しむためではなく、みんなで一緒に楽しむためにルールがあるんだね。だから、ルールを守ることは大事なのかな?
そう。
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そして、テストで共有した意見やアイデアを、すぐにバスケットボールの練習で実践します。すぐに練習に集まらない子がいたら、
「ルールはなんのためにあるんだったけ?」
「ルールを破る人がいたらどんな気持ちになる?」
「ルールが無かったらどうなるんだっけ?」
「ルールを破る人がいたら、どうしたらいいだろう?」
と質問。
自分の行動を自分で説明する。
自分の行動の結果の責任を自分で取る。
答えは教えません。答えを導くプロセスを全力でサポートしていきます。失敗を先回りして子どもから奪ったりしません。経験をプラスに意味付けするそのプロセスをサポートしていきます。一日で価値観や習慣が軸に組み込まれ、自分が望むべき人格を手に入れれるんだったら人間はとっくに神様になっているでしょう。
ゆっくりでいいんです。じっくりでいいんです。どんな小さな一歩でも、前に進む、大切な一歩。夢中になっている教育環境の中で、考えたことをどんどん実践する。はじめは、ぎこちないかもしれない。でもそれを繰り返せば、なにも考えなくても身体が勝手に動くようになる。こころが勝手に動くようになる。
We first make our habits, then habits make us.
ゆっくりやっていきましょう。