わかやまトランプをつくろう!! 【前編】
まちなか実験室「こどもラボ」の新プロジェクトは、
和歌山が大好きな人を認定する資格制度「わかやまコンシェルジュ」との共同開発!!(http://wakayamaconcierge.com/)
「わかやまトランプをつくろう!!」です。
「ごっこ」ではなく、リアルに社会に発信する「商品」の開発です。
社会で様々な問題を解決している社会実業家の小幡社長にもプロジェクトに参加し、こどもたちと一緒につくっていきます。
第一回目は、「梅」のキャッチコピー製作。
“和歌山のことを好きにさせるには、どんなキャッチコピーがいい?”
“なんで梅が人気があるんだろう?”
“和歌山の梅のすごいところはなんだろう?”
いろんな意見が出てきました。
”塩につけると毒がぬけるよ〜”
“種類がたくさんあるみたいだ”
“とにかくうめぇから、たべなきゃそんするよ”
こどもの視点は、大人と角度が違うからおもしろい。
第2回目は、「よしむね」のキャッチコピーです。
“よしむねのことで、なんか知っていることあるかな?”
“なんで暴れん坊将軍って言われていたんだろう?”
“どんなすごいことをやったんだろう?”
宿題で、「よしむね」を研究してきました。
”徳川家康のひ孫だよ”
“ジャンプ力高かったみたいだよ”
“背が高い大男”
“武士をきたえるため手本になろうとした”
まちを知れば知るほど、
まちのことを好きになる。
第3回目は、ジョーカーの絵柄をデザインしました。
“ジョーカーってわるものですか?”
“ジョーカーってどんな技を持っている?”
“ジョーカーのカードには文章がない。
だから絵だけでわかやまの特長を表現しないといけないんです。
どうやったらいいかな?”
なかなか難しい問題です。
考えた末、意見が少しずつ出てきました。
“和歌山のゆるキャラをこわい感じにしたらいいんちゃう?たとえば、きいちゃんとか!!”
“和歌山のカラーを入れたらいいんちゃう。オレンジとか!!”
“和歌山の名物を怪物にしたらいいと思う!!”
みんなで対話すれば、道は見えてくる。
意見をみんなで出し合った後は、
実際に描いていきます。
どうやったら、みんなが「よしむね」のことを好きになるだろう?
ジョーカーはどんな必殺技があるかな?
わかやまといえば、クロマグロでしょう。
そして、最終プレゼン発表タイム!!
自分が作った作品を、目の前にいる人に伝えます。
自分がいいと思ったものを、
伝えるんです。
なぜジョーカーに、クジラを描いたのか?
プレゼン後は、こども投票!!!
プレゼンを聞いて良いと思った作品に星をつけます。
どのキャッチコピーが「ぐっ!!」ときたか。
和歌山のいい所がわかって、大好きになった作品はどれか。
新聞記者の方も取材に来られていたので、
良いと思った作品を選んでもらい、
文章を書く時のポイントを教えていただきました。
大人の授業をただ一方的に覚えるのではなく、
大人と一緒にプロジェクトを組んですすめていく。
その中で新しい視点や発想のポイントが見えてくる。
今まで見えていなかった世界が。
そして、最後は小幡社長が選びます。
僕の作品が一番だよ!!!
選んだ理由を、伝えます。
みんなで作った作品が、
さっそく完成しました。
こどもたちは、もちろん大興奮!!!
学校で学んでいることは、
社会でこんな風に役立つんだ。
教室を出たら、そこにはとっても楽しい世界が待っている。
ワクワクする冒険が。
これからも、「こうやったらおもろいんちゃう!!」って思ったことを、リアルに社会で活躍しているプロフェッショナルと協力して「カタチ」にできる場を提供していきたいです。
つづく
わかやまトランプをつくろう!!【後編】↓↓↓
https://petersox.com/reports/wakayama-trump/
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【こどもラボとは?】
「考える力」と「伝える力」を育む課題解決型教育プロジェクト。
「正解」のない問いと、とことん向き合う。ひらめいたら実験!失敗からも学んじゃう!どんどん自分を表現しよう!「たのしい」は、どっかの誰かから与えられるものじゃない。自分でつくるもの。一歩踏み出そう。冒険だ。自分を信じる。仲間を頼ろう。飛び越えるんだ。今いる世界の向こう側へ。
2016年和歌山ビジネスプランコンテスト入賞の教育モデル。
詳細はこちらです↓↓
https://petersox.com/class/kids-labo/