嫌われ者が、世界を変える。
１０月に、３６歳になった
振り返れば人生の半分は、
誰かに嫌われていたような気がする
今になればなんとも思わんが、
嫌われているその瞬間は、やはり辛かった
なんで僕だけが嫌われるんだろう？
その時はわからなかったけど、
今ならわかる
みんなを驚かせたい
正体は、それだ
それがめちゃくちゃ強いんだ
みんなを驚かせるために
小さい時から人と違うことをやりまくってきた
やったらダメって言われたら、
誰よりも早くそれをやった
みんなが北へ向かえば、
僕はスキップして南へ向かう
みんなと同じではなく、
「何者」かになりたかったんだ
ちゃんとルールを守りなさい！！
お前は間違っている！！
おかしなことばかり言うな！！
ダメなものはダメなんや！！
言うことを聞きなさい！！
いろんな人に怒られた
たくさん悪口も言われた
無視もされた
もちろん、いじめられたさ
小６の時、バスケ部にめっちゃ入りたかったけど、
そこにいくとまた嫌われると思って、
やりたくもないマンガ部に入った
小学校ではいつも一人
一人の方がやりたいことなんでもできるし、
自由やし、そっちの方がいいって、
なんども自分に言い聞かしていたけど、
やっぱりさびしかった
このままではだめだ
人と違うことをやっているだけでは、
みんなに嫌われてしまう
みんなは驚くかもしれないけど、
誰も求めていないことだったら、
僕の居場所がなくなってしまう
このままではいけない
自分は変わらないといけない
そこで思いついたのが、
天然ボケのリアクション芸だ
みんなが期待しているおもろいことを、
とぼけた感じで言い放つおとぼけキャラ
みんなが求めていることをやって、
なおかつみんなを驚かせるというメソッド
これがはまった
ぼくが、ウケたのだ
今度はどんなことをやってくれるんだろうって、
みんなが僕に注目する
僕の周りにはたくさん人が集まった
文化祭では注目の的
ヒーローになった気分
うれしかった
本当にうれしかったのです
でも、ずっと続かなかった
みんなが飽きてきたんだ
ある日、最近おもんなくなったなぁって言われた
男子校ではおもしろい人がえらいし、価値がある
おもしろくないっていうのは、絶対にダメなこと
だから必死で頑張った
おもしろいことを言わなきゃって
喜ばせなきゃって
みんなの要求がどんどん強くなってくる
このままでは、みんなが僕のことを嫌いになって、
また僕の居場所がなくなる
学校へ行くのがつらくなった
みんなと一緒にいるのが、苦しくなった
そしてなんかだんだん腹が立ってきたのだ、この状況に
なんでお前の望むことをしなあかんねん！！
なんでお前の思い通りに動かなあかんねん！！
何様や！！
もういやだ
こんな毎日
決めた
誰かに嫌われても、みんな離れていっても、
みんなが求めるまま動くのはやめよう
そのままの自分で生きるんだ
欲望を解き放ち、
みんなを驚かせてやる
世界にドッキリを仕掛けてやる
びっくり仰天させてやるんだ
そもそもだ
なんで僕はみんなを驚かせたいんだ
小さい時から強すぎたこの欲望
この正体は一体なんだ
ビックリさせてどうしたいんだろう
驚かしてぼくはみんなをどうしたいんだろう
考えて、考えて、考えれば、
探し求めていた「一行」が見えてくる
世界を変えたい
完全にそれだ
みんなを驚かせて、
世界を変えたいんだ
「驚く」というのは、
体験したことがないことに触れた時に訪れる
見たことのない世界が目の前に現れた時にやってくる
そんな「驚き」の体験をしたら、
必ずその人の世界が変わってしまうだろう
考え方も、生き方も、運命も
ぼくはそれを求めているんだ。
誰もがビックリするようなことを提供して、
世界を塗り変えたいんだ
誰かに嫌われたいとも思わないが、
好かれるために無理をする必要もない
大事なことは、
「世界を変えたい」っていう
ほんまもんの自分にフタをしないこと
それだけだったんだ、だいじにすることは
誰も見たことがないモノをつくるさ
圧倒的なモノをつくるさ
とんがっていて、おもしろすぎるやつ
世界中の「ハート」が勝手に歌い出してしまうような
そんなびっくり仰天する「驚き」を発明する
嫌われ者だった僕が、
この世界を変えてやる
自分らしく、生きていこう
今日も、明日も。
PETERSOX代表 Mr. おかっち。
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