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「負ける練習」をしよう

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レインボーヨガでは、なるべく競争的な要素を入れないクラス構成を心がけていますが、「完全に競争しない」というのは限りなく不可能に近いです。なぜなら子ども達にとっては、「マットを敷く順番」でさえ、真摯に重要なことだからです。

そして、時々は「敢えて」競争するアクティビティーをしたりもします。

そんなとき、子供達は「負けること」を極端に嫌がります。

「どうせ負けるからやりたくない」と言います。

「あの子と組むと負けるからいやだ」と言います。
 
 
それまで和気あいあいと楽しんでいた空気が一瞬にして殺伐とします。

「負けること」は悪いことなのでしょうか?

「勝つこと」だけが素晴らしいことなのでしょうか?
 
  
勝負に勝つことや、「成功体験」を積むことは、もちろん自信を持つことにつながります。

だけど、わたしがここで本当に伝えたいのは「負けたからといって、あなた自身の価値が下がるわけではない」ということです。

これは、実はものすごく難しいことかもしれません。

子ども達が負けることを極端に嫌がるのは、私たち大人がそのような価値観でもってこの社会を育ててきたからだと思います。

 
「負ける練習」をすることは、本当に大切。

負けて、悔しい思いをして、その上で前を向く。

「自分は自分で大丈夫」と思える。

「どうやったらもっとできるようになるだろう」と考える。

あるいは「このままでもいい」と自分で納得できる。

 
その心のプロセスを体験してほしいと願っています。

そしてこれは、子ども達だけなく、大人にも、わたし自身にも言えることで、失敗がこわくても、傷ついても、悔しくても、ぼこっと凹んだとしても、その上で前を向く。

そんなマインドを育てていこう^ ^

YUGA