【こども哲学ソング】なぜこども哲学ソングなの??
「こども哲学」での対話を歌にして こども達に無料で届けたい!!!
こども達に、自分の人生をじっくり考える機会を提供したい!!!
2011年度にアメリカの小学校に入学したこども達の65%は
大学卒業時にいま存在していない職業につくだろう
デューク大学教授キャシー・デビッドソン氏が、ニューヨークタイムズのインタビューで語った予測が、大きな波紋を呼びました。
激動の21世紀。
常識が常識でなくなる時代。
「受験勉強をして、いい大学へ行って、いい会社に就職する」
今までのような、いわゆる”レールに乗った生き方”というものは、もはや存在しないのかもしれません。
受験勉強のような機械的な作業は、ロボットが代わりにやってくれる。
「与えられた正解」を知識として詰め込む作業には、もはやなんの意味もありません。
私はこのことを、とても喜ばしいことだと思っています。
これからは、人間が人間として生きていく。
ロボットにはできないこと、それは、
「モチベーションをもって、ワクワクする未来を創造すること」
それが実現できる時代になったのです。
でも、今までレールに乗ってきた多くの大人達は、「創造的な生き方」をしてきていないので、どうやったらそれができるのか、わかりません。
未来を生きるこども達に、それをどうやって伝えたらいいのか、わかりません。だって、もう「正解」は与えてもらえないんだから。
そこで、哲学なんです。
『死んだらどうなるの?』
『家族って大事なの?』
『自由ってなに?』
『水族館のイルカは、幸せか?』
哲学では、このような「正解」のない問いに向き合います。
自分のこころの奥の奥までもぐっていって
自分だけの答えにたどり着くのです。
その宝物のような答えを、友達とシェアして
「おなじ」や「ちがう」を受け入れ合います。
ここでする思考や対話そのものが
こども達が自分の生き方をつくる原体験になると確信しています。
他の誰かの人生じゃない。自分が、自分の人生を切り開いていく。
実際にPETERSOXのこども哲学の現場では
感動すら覚えるような対話が生まれています。
『”せんざいいしき”って、あれやろ?心がな、海やったとしたらな、サメとかアンコウとかがいてるめっちゃ深いところにな、宝箱があるんやんか。その宝箱をあけるっていうことやろ?』
〜きたはらいつき(小2)〜
こども達は、彼らの言葉で、彼らにしかできない表現をします。
それは本当に美しく
私達大人もはっとさせられることが少なくありません。
私は、この子達の言葉をもっとたくさんの人にシェアしたい。
それに、この哲学対話を歌にして、ひとつの作品を作り上げたら
もっとたくさんのこども達に、自分の人生をゆっくり、じっくり考えるきっかけを提供できるのではないか。
そこで、「音楽で人生を考えよう!こども哲学ソング」です。
なぜ、音楽なのか?
皆さんは、小さい頃にうたっていた歌を覚えていますか?
好きなアニメソングや、夢中になったアイドルの歌
NHKのみんなのうたなど、今でも曲がかかると自然と口ずさめてしまう
そんな歌が誰でもひとつやふたつあるのではないでしょうか。
音楽には、不思議な力があります。
特に小さい頃に何度も繰り返して聞いていた曲、うたっていた歌は
その人という人格を形成する上でひとつのアイデンティティーとなり
いわばその曲を聴いたり歌ったりすることは
自分の生き方をつくる原体験になり得るということです。
自分たちの対話が「音楽」というひとつの作品になる。
自分たちでそれをつくる。
・哲学対話による歌詞作り
・パフォーマンス練習
・レコーディング
これらのプロセスを、こども達と一緒に進めてきました。
こども達にとって一生忘れられないような経験になるよう願っています。
音楽で人生を考えよう!こども哲学ソング
このプロジェクトの可能性は計り知れない。
そう信じています。
こども哲学ソングプロジェクト総監督
YUGA
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