こどもの心映す、”鏡”になろう。

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Q: 自分のミスで試合に負けて落ち込んでいる子どもに、帰りの車の中でなんと声をかけたら良いですか?

 

A:「あなたは良くやったよ。今回は、練習試合だし重要じゃないよ。くよくよせず、前を向いていこうぜ。次があるさ。」と、試合後に子どもを励ましている親をよく見かけます。これらの言葉に対して、子どもはどのように感じているでしょうか。僕が一番良く出来かなったことを知っているんだ、僕にとっては大切な試合だったんだ、何も分かっていないのに無責任なことを言うな、と思っている子もいるかもしれません。

 

感情コントロール能力は、人生におけるトラブルや壁を乗り越えていく上でとても重要です。子どもは今感じている気持ちがなにかを理解できず、上手に発散できないことも多いようです。大切なことは、助言やコメントをする前に、子どもが自分の気持ちを理解するための手助けをすることです。「頑張ってきた成果が報われなかったことが悔しいの?コーチに責められたことが悲しいのかな?」というように、親が子どものありのままの気持ちを映し出す鏡になり、共感してあげることが大切です。

 

また、試合に負けた後、自分のプレーがすべてダメだったと自信を無くし、塞ぎ込んでしまうこともよくあります。「試合を通して、どういうプレーが良かった?前回と比べてうまくいったことはあった?」というように、良かったプレーに目を向けて成長や改善を実感させて、前に進むエネルギーを高めてあげることもワンダフルです。

 

ニュース和歌山2013年8月掲載 『ライフスキルコーチ岡崎大輔のスポーツ育児。』